■ストーリーの導入で原稿用紙換算で100枚近くになり絶望
ここでは、小説を書くことに対する熱意が、時には邪魔をするということを書いています。
●自分の小説が書きたかったようにならない。
●文章量のバランスが取れない
という方に向けて書いています。
「そんなことあるかぁ!! 煮えたぎる熱意だけで小説を書き進められるわ!!」「熱意? そんなものありません。よく冷えたオレンジジュースに、さらにドライアイスを投入した……くらいの覚めた精神状態で、小説を書いています」「精神論嫌い」という方は、読み飛ばしてください。
■煮えたぎる熱意だけで書くとヤケドするだけ
どの業界でもいわゆる「成功者」というものは存在します。
その方の本や特集されている雑誌、テレビを見ることもあります。
(結構好きなんですよね。そういう話。有名人でなくても聞き入っちゃいます)
その方たちの「熱意」を感じ、僕も感化されることがあります。
そう、成功するためには熱意が大切。
このサイトの成功は「小説を完成させること」です。
でも、時々その熱意が邪魔をすることがあります。私の煮えたぎる熱意が原因で失敗した事例を3つご紹介します。
小説を書いていて、「絶望」を感じた失敗事例です。

➀自分の知識をひけらかしすぎて絶望
小説の書き方的な、当サイトよりも崇高で役に立つような内容を書いている本やサイトに記されていること。
自分の経験をもとに小説を書けば、読者に「そうなんだ」という気持ち、興味を持たせ読み進めてもらえる。
例えば、スポーツ(部活)や、仕事(専門的な知識)などの世界観のストーリーが有効。
みたいなことを書かれています。
もちろん、有効だと思います。
有効だと思うんですけど······私は、思いっきり失敗しました。
私の失敗。
私は真に受けて、当時勤めていた業界のことを書こうと専門的な内容を積み上げていきました。あれもこれもと詰め込み過ぎて、専門用語などの解説文みたいな文章になり挫折しました。
この原因は、文章の表現の仕方や導入の仕方が悪いのが原因というのはわかっています。主人公がスポーツ初心者だったり、ビジネス系の小説や漫画はうまく導入されていて、参考になりますよね。
➁設定を言いたくて仕方がなくなり絶望
剣と魔法のファンタジー系小説にて。
書いたことある方はご理解頂けると思うのですが、ファンタジー系は村、街、都市、国、世界がすべて作者が構築していく場合がほとんどだと思います。
なので設定の作りこみが必要ですよね。
作家さんによると思いますが、私の場合、この作りこみが結構楽しい。頭の中でざっくりストーリーの構成があるので、あんな町やこんな町を作ります。
「お!ここで戦が起きるのであれば、この地に山が欲しいな。で、主人公の仲間がこんな戦術をたてて……」
みたいなことを考えるわけです。
設定の作りこみができると、もちろん、小説を書き始めます。
自分が作り上げた設定。自己満足の設定。
つい語りたくなるんですよね、設定を。
主人公が育った村の人口や村の様子、村人や村長。所属している国や世界を書いていく。
主人公が村を旅立つこともなく、小説が書けなくなりました。
この原因は、自己満足です。
自己満足をひけらかしているだけです。
こんな小説、誰が読みたい?
自分の小説でも読みたくないです。
➂キャラクターの雑談がヒートアップして絶望
私も馬鹿じゃない!!
(と信じている)
ある程度、設定を固めているがすべてを書くから小説が書けなくなる。じゃあ、書かなきゃいいじゃん!!
私も反省します。(時々)
だから、設定から書き始めるからストーリーが進まなくなる。ならば、設定から入らず、会話から小説をスタートさせよう!!
そう思ったわけです。
大学生の女性が主人公のストーリー。
設定を書かずに、大学の教室で、親友との会話から物語がスタート!!
雑談をする2人。
そうそう、そんな感じで。
お!キャラクター同士の会話がスムーズに進む。
いいね!
いいね!
そろそろストーリーを進めていこうか!!
え……そろそろ、お願いできませんか?ストーリー進行。軽くイベント的な。
うるさい?
私のこと、うるさいって言った?
小説を書いているとキャラクターが勝手に動き出すことがあります。
会話をするように言った(書いた)のは、作者の私ですが、キャラクターの雑談が過熱して、話が終わらない、終わらない。
確かにキャラクターの人間性を掴むのには有効ですが、ストーリーの導入に原稿用紙換算で100枚近くになり絶望しました。
この原因は、会話のシーンの意味を持たせていなかったから。
この部分については、また別の機会に書かさせて頂きますね。
■このページをまとめるよ
小説への熱意は熱くてもいい。
いや、熱量がないと小説を書き切ることはできません。
●小説への想いは熱く、進行は冷静に。
●キャラクターに勝手なことをさせすぎない。
形にしていく小説自体は、冷静な心で書いてください。
自分勝手に、もしくは、キャラクターのワガママで小説が壊れることがあります。
他の項目で書きますが、作者であるあなたのコントロールが、小説っぽいものを完成させる鍵となります。
大きく息を吐いてから、ストーリーを紡いでください。
公開日:2023/09/23
更新日:2024/08/13
