norasuke

小説っぽいものを書くための参考書

小説を書きたい、書けない方のためのお手伝いサイト


■時系列が大切

小説を書く中で、私が大切にしているものの1つに「時系列」があります。簡単に言うと、時間の経過のことです。あなたはどうでしょうか?

●小説における時系列ってなに?

●そんなの気にしたことない。

という方に向けてご案内します。

「注意して書いています」「時間なんて気にしなくても人気小説書いてます」という方は、読み飛ばしてください。

■時間は平等に与えられるものだから

数々のボツ小説を書いた私。

書いていて······

「この小説はおもしろいのか?」と、いつも自問自答しています。

「おもしろい」と思う判断は、好みや自分が身を置いている社会的立場、年齢、精神状態によって変化していくものだと思っています。この「おもしろい」を私は解釈はまだできていません。

ですが、私だって「おもしろい」小説になるよう必死なのです!!

「おもしろい」小説に昇華させるために、いろいろ思考錯誤しながら、様々な要素を加える作業をしているわけです。

小説のストーリーを作っていく過程で、完成させるためには、多くの要素を準備するいつようがあると考えています。

●世界観

●起承転結

●キャラクター

私はこの中の起承転結にスパイスを加えるイメージで「時系列」を大切にしています。

「時系列」を大切にすることで、ストーリー展開の根拠やリアリティが出ると考えるからです。

時間の経過は、ストーリーにリアリティをもたらせます!!

え?

そもそも「時系列ってなに」って?

そうですよね〜

では、まず辞書的な解説を。

時系列:

確率として起こる現象を、時間の経過に従って観測して得た値を整理し・配列した系列。または、そのデータのこと。

難しいですね。

調べて、書いて損した気分です。

私がお伝えしたいのは、「時系列(時間の経過)」を大切にしているということです。

辞書的な意味が重要というわけではありません。

この時間の経過とは、

●お昼ごはんを5分で食べた。

●昨夜の睡眠時間は10時間

という数字で、単純に時間だけを表現するものじゃあないです。

私が考える時系列は、

「原因」と「結果」という因果関係に付随する時間的な経過です。

※『数字』も、ものすごく大切にしていますが、ここでは『経過』を優先させてください。

先ほどの「じゃない」例に言葉を追加します。

●お昼ご飯を5分で食べた。

→一気に食べたので胃が痛い。

●昨夜の睡眠時間は10時間

→朝の目覚めがいい。

こんな感じです。

「原因」と「結果」の関係でかつ、「原因」から「結果」まで、文字では表現していませんか、どちらも「直後」とか「数時間後」とか想像できますし、この間に時間が流れていることも理解できます。

どうですか?

こういう「時間の流れ」という関係性を持たせることで、「胃が痛い」や「目覚めがいい」っていう事象が、とてもリアルになります。

この因果関係から派生して生まれる「時間の流れ」です。

大切にしているのは。

ストーリー展開を考えているだけで、そのストーリーの「時間の流れ」は生まれます。意識しても、しなくても起承転結やプロットを作成するときに、時間軸は自動的に埋めこめられます。

ただ、小説を読んだり、書いたりしていて思うんです。

小説の素敵な起承転結を検討しようが、完璧なプロットを作成しようが、所詮は作者であるあなたの頭の中で描いているものを整理している作業でしかありません。

読者は、あなたの頭の中で描いていることを見ることはできません。

読者にプロットを見せることはできますが、その行為は小説を読んでもらう前にネタバレするようなものです。

読者に探偵モノのミステリー小説を読む前に、犯人とトリックを丁寧に説明するようなものです。

見せれませんよね?

プロットなんて。

ですが、この「時間の流れ」を正確に読者に伝わらなければ、読者は小説のストーリー展開について行けないという最悪な状態に陥る可能性があります。

読者の頭の中でストーリーが止まったり、迷子になったりするわけです。

現在、Web小説「カクヨム」も挑戦しております。※全く人気出ていません。

せっかくアカウントを作ったので、勉強のために、いろんな作品を読ませていただいていますが、この「時系列」を雑に表現されているなっていう作品に当たるときがあります。

具体的には書けませんが、いつの間にか都合の良いアイテムを持っていたり、ケガをしていたり、知識を持っていたり、キャラクターが登場したり······

作者も雑にしているわけではないと思うのですが、おそらく気づいていないのかなと思います。

もちろん、人間は想像する能力があるので、説明が足らなくてもストーリーはつながるのですが、読んでいる視線が停まってしまうのは少しもったいないなって思うわけです。

私自身、まだまだ未熟なので、読んでいただいた方から言わせると「お前が言うな!!」って言われそうですが、この時系列を意識すると良質な小説になると考えています。

■このページをまとめるよ

創作の世界にだって「時間は流れ」は存在します。

●必ず「原因」と「結果」があるよ。

●時系列を表現できるのは、作者が紡いだ文章だけです。

この時系列を理解し、うまく作り込むことができれば、現状よりもさらに優れたプロット作成や、小説が書けると考えています。

さらなる飛躍ができると信じております。

また、この時系列はストーリーの「布石」を考えるのにも役に立ちます。

それは、別の機会にご案内させていただきますね。

公開日:2024/03/03
更新日:2024/08/13