■キャラクター履歴書を作ろう①_基本情報
私のキャラクターの作り方をご紹介します。
ここでは、「キャラクターの基本情報は大切ですよ」ということを知って欲しいという想いを込めています。
●キャラクターの作り方が全くわからない。
●キャラクター作りの注意点ってあるの?
っていう方は特に読んで欲しいです。
「キャラクター作りに困っていない」「独自のキャラクター作りの方法がある」という方は読み飛ばしてくださいね。
■キャラクターにだって体重はあるからね。
私の持論として具体性を出すためには「数字で語れ!!」って思っています。
例えば、
友達
「わたし、ちょっと太ったんだよねぇ」
なんていう友達との会話はよくあると思います。でも「ちょっと」ってどれくらいだよって思ってしまいます。それに、友達のその話題に対して、「キミ(友達)のちょっと」と、「私(自分)のちょっと」は違うんだよって思うことありませんか?
細身のキミ(友達)にとっては1kg増えることがちょっとかもしれませんが、私にとっては誤差です。
現実の世界でも、目の前の友達と顔を合わせての会話でもこんなことが起こります。
では、小説の世界でちょっと考えてみましょう。
友達
「わたし、ちょっと太ったんだよねぇ」
小説の世界では、ビジュアルの情報は説明しない限り得られないです。テキストのみで上記のように表現すると、全然わからないんですよね。その様子が。
このテキストをバラしてみますね。
●わたし:だれ?男?女?どんな人間関係?
●ちょっと:どれくらい?
●太った:そもそもどんな体系?
って感じなります。
小説っぽい世界で、このあと続くであろう会話を成立させるためにも、「わたし(友達)」に体重を与えてあげる必要があります。

「あなたは面接官です」ページでも紹介しました、キャラクター履歴書の上部部分をみてください。
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ピックアップしますね。
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皆さんが気にされているだろう身体的な「基本情報」を設定する項目を作っています。
「わたし」は主人公の友達です。ふたりの会話です。
友達
「わたし、ちょっと太ったんだよねぇ」
まず、「わたし」は女友達と設定します。
わたし(女友達)の体重は48㎏。
その言葉を聞いた主人公(女)の体重は82㎏という設定をされていれば、このあとに続く会話が想像しやすくないですか?
主人公(女)は
「どこが?」とか、
「私のまえで、そんな事を言うか」とか、
「はぁ?」とか、
その言葉を受けての返事が想像しやすくなります。成立するわけです。
この「基本情報」を設定するということが凄く大切になってきます。
違うパターンで言えば「身長」。
背の高い人が、背の低い人を見上げることはしないですよね。踏み台を使うなどの特殊な状況でない限りあり得ません。
それに、小説ですから、キャラクターが2人だけってことはないと思います。
ストーリーのなかで、複数人並んだシーンがあったとき、みんな身長が一緒だったら違和感がありませんか?
(まあ、小説の中で身長の表現しなければ、身長が一緒って言うことはバレませんけどね)
こんな感じで、身体的な「基本情報」を設定するだけで、キャラクター同士の会話が弾んだり、距離感、重厚感が生まれるわけです。また、ストーリーの中で、身体的な矛盾も防ぐことができます!!
また、これは私だけかもしれませんが、よくやりがちなミスも防ぐことができます!!
基本情報の中の「自称」部分。
これは一人称の表現。つまり、自分のことを、何と呼んでいるか?
自称:私、あたし、僕、俺、オレ、拙者、自分、シブン
小説の中でキャラクターが登場します。主人公は常に登場するため大丈夫だと思うのですが、主人公以外のキャラクターが問題なんです。
キャラクターAは「オレ」
キャラクターBは「俺」
キャラクターCは「私」
キャラクターDは「僕」
キャラクターEは「俺」
全て男キャラで5人。
俺って言っているヤツが2人いるぞ。
時々出てくるキャラクターEを再登場させたとき、「Eって、自分のことをなんて呼んでたっけ?」ってなります。
もしくは、タイピングの勢いに任せて「僕」なんて打ってしまうと、ストーリーに矛盾が生まれます。
どのタイミングから「俺」から「僕」になったのかを、探さないといけなくなるわけです。修正にも時間がかかります。
実際に、Web小説サイトで、このミスをしていた作品を読んだことがあります。読み手であった僕は、一瞬、誰のことを書いているのかわからなくなったことがありました。
ですが、「嗚呼、私だけじゃなかった」って感じで、親近感を覚えましたのを今でも覚えています。
(どの作品だったかは覚えていません。スミマセン)
■このページをまとめるよ
キャラクター履歴書を作りましょう。基本情報を埋めると、キャラクターが具体化しますよ。
●キャラクターに数字を持たせればリアルになる。
●身体的な特徴を設定すれば、キャラクター同士の会話も弾む。
●設定上の矛盾を回避できる
履歴書を完璧に作らないと小説が書けないっていうことではありません。
履歴書を一気に埋めてしまう必要もありませんよ。小説を書きながら、同時進行で埋めていく感じでもいいです。
気軽な気持ちでキャラクターを量産してみてください!!
きっと、あなたの推しキャラも生まれます!!
公開日:2023/12/17
更新日:2024/08/13
